『第32回楠公研究会 伊勢楠氏始祖・楠木正重の足跡を訪ねて ~北伊勢大神宮多度大社奉納の宝刀~

2021年7月12日月曜日 14:00
公開 ・ Facebook利用者以外を含むすべての人
第32回楠公研究会は、7月12日(月)、大楠公殉節の日に、午後2時より、北伊勢大神宮多度大社にて開催します。
今般、多度大社収蔵の県指定文化財の宝刀が、楠木正成の曾孫で、伊勢楠氏中興の祖にして嫡孫・楠木正重が自ら製作し、伊勢楠氏始め楠木一族の繁栄を多度大権現に祈願し奉納した事蹟を受けての開催です。
北伊勢大神宮の近くには伊勢楠氏が拠点とした『治田城』もあり、伊勢楠氏の歴史を語る上で、四日市の楠城と並ぶ最も重要な地です。
当日は、正式参拝の後、多度大社相殿神・天目一箇神(あまのまひとつのかみ)の神裔として古来より代々当社宮司職を務めてこられた平野家・平野直裕禰宜から神社の由緒、伊藤彰教弊会東海支部長(多度大社権禰宜)より宝物殿所蔵(※通常非公開)の正重の宝刀を特別に間近にて拝見させて頂きつつ、伊勢楠氏中興の祖・楠木正重の功績について学びます。
大変貴重な回となりますので、皆様のご参加お待ちしております。
☆タイムスケジュール☆
午後1時45分~ 受付 多度大社社務所前
午後2時~ 正式参拝 多度大社神楽殿
午後2時半~ 講義 多度大社参集殿(調整中)
午後3時~ 県指定文化財「正重」拝観 宝物殿
午後4時 解散
午後4時半~ 懇親会ジョイフル三重員弁店(三重県いなへ゛市員弁町大泉新田45‐2)
会費:3,000円(非会員は3,500円)
会場:多度大社(〒511-0106 三重県桑名市多度1681)
申込先:一般社団法人楠公研究会事務局( 090- 3723 – 4251 、 s6616@yahoo.co.jp)

アクセス
近鉄名古屋線
名古屋駅 → 桑名駅 → 養老鉄道 多度駅
JR関西線
名古屋駅 → 桑名駅 → 養老鉄道 多度駅

東名阪自動車道   桑名東ICより・・・10分
東名阪自動車道    弥冨ICより・・・15分
伊勢湾岸自動車道 湾岸桑名ICより・・・20分
多度大社御由緒
伊勢国(三重県)北部、古来、神が坐します神体山と仰ぐ多度山(標高四〇三メートル)の麓に御鎮座する当大社は、御創祀は定かではないが、山中に遺された数多の磐座・御神石から推して、神代の古に遡ることが出来る。
社伝によれば、雄略天皇の御宇に社殿が造営され、天平宝字七年、満願禅師によって神宮寺が創建、その後『多度神宮寺伽藍縁起並資財帳』が牒上されるに至り、伊勢国の准国分寺と目される程の壮麗な伽藍が造営された。
皇室の御敬神の思召しは並々ならず、国史には延暦元年十月に従五位下に叙せられたとの記述(『続日本紀』)に初見され、以降正二位にまで累進し、『延喜式神名帳』では、霊験著しい神に、朝廷が臨時に祈願を捧げる名神祭を受ける「名神大社」に列し、以降累々幣帛が奉られた。 更に、後一条天皇、鳥羽天皇、六条天皇の御即位に際し、御一代一度の大神宝使の御差遣を忝うし、全国有数の神社と仰がれた。
また、後白河法皇が編纂した当時の流行歌謡(今様)を編纂した『梁塵秘抄』にも、関(滋賀県 逢坂の関)以東の軍神の一社として唄われる等、非常に隆盛を極めた。
中世に入ってもその信仰は衰えることなく、弘長元年神階は正一位を極め、平家を始めとする武家の篤い信仰を受けていた。 然しながら元亀二年、織田信長の長島一向一揆平定の際、兵火に罹り、美濃国(現在の岐阜県)赤坂山に御動座になり、御社殿を始め神宮寺など全ての御建物と、歴朝より賜った神位記・御神宝・諸記録の全てが灰燼となり、広大な神領地も烏有に帰した。
近世、江戸時代に入ると、桑名藩主本多忠勝公より莫大な寄進を受け、慶長十年に御社殿が再興され、以降別宮以下摂末社、年中の恒例祭儀も漸次復興され
  ”お伊勢参らば お多度もかけよ
      お多度かけねば 片参り”
と謡われる程の復興を遂げた。
以降歴代桑名藩主の産土神として格別の御崇敬が寄せられ幕末に至った。
近代に入り、明治六年、県社に列格され、大正四年、大正天皇御即位に際し、一躍國幣大社に昇格し、以降御例祭を始め恒例、臨時の幣帛が奉られ、祭祀が執り行われた。
大東亜戦争後、明治以来の社格制度は廃止されたが、現在でも地元を始め全国から厚い崇敬を受け、境内には、本宮、別宮、摂社末社等十二社を数え、年中七十数度の恒例祭儀を斎行申し上げ、皇室の御安泰を始め、遍く氏子崇敬者の日々の平安を祈願申し上げている。

第31回楠公研究会『和気清麻呂公の國體護持の事蹟と護王神社』

2021年6月28日月曜日 14:00 UTC+09〜17:00 UTC+09
料金: 無料·所要時間: 3時間
公開 · Facebook利用者以外を含むすべての人

第31回楠公研究会『和気清麻呂公の國體護持の事蹟と護王神社』は、6月28日月曜日午後2時より開催致します。
当日は、まず正式参拝にて『賛助会員』様に玉串奉奠代表者をして頂き、引き続き、御拝殿にて、西川流師範・西川長秀先生と弊会会長の山下弘枝氏による西川流創作舞踊『桜井の訣別』奉納、その後、同神社境内の護王神社会館にて、本郷貴弘宮司様より、神社の由緒と和気清麻呂公の事蹟についてご講演を賜ります。
和気清麻呂とその姉広虫を主神とした護王神社は、文覚上人が和気氏の氏寺であった高雄神護寺を再興する際、清麻呂を護王善神として境内にまつり、鎮守社としたことが創祀。
その後、孝明天皇が清麻呂に護王大明神の神号をあたえ、明治7年(1874)に護王神社と改称、明治19年(1885)に蛤御門の前である現在の地に遷座され、國體を守った和気清麻呂公の御神威を以て御所の鎮守神とされた。
皇居に和気清麻呂公像があるのも、その為であり、尚且つ、清麻呂公が楠公父子と同じく忠臣とされているのは、国賊道鏡の野望を阻み、万世男系一系の國體哲理の危機を守ったからである。
我が国では本朝開闢以来、女性天皇は御在位されても、女系天皇は御一人たりとも存在していない。
要するに、推古帝や孝謙帝等の女性天皇は、須く、男系の女性天皇である。
これは決して違えてはならぬ国體であり、この厳然たる皇位継承の法則性によって我が国の和が保たれてきた。
国家の恒久平和を望むのであれば、男系継承の原則は絶対に違えてはならない。
宇佐八幡御神託事件は、我が国の国體の在り方が神によって明確に示された事例であり、勉強会の当日は、その辺りを本郷宮司様から詳しくご教授頂きます。
今回の研究会は、日本舞踊鑑賞もあり、宮司様からの講話ありで、今回もまたとても希少で充実した内容となっております。
是非、皆様のお越しをお待ち致しております。
☆タイムスケジュール☆
午後1時45分 受付開始 社務所前
午後2時 正式参拝 御本殿
午後2時半 西川流創作舞踊『桜井の訣別』
奉納 演者:西川流師範・西川長秀先 生・山下弘枝 拝殿
午後3時 本郷宮司講話
『和気清麻呂公の御事蹟と護王神社』
護王神社会館
午後5時解散
午後5時30分 懇親会(ガスト京都丸太町店 京都市中京区烏丸通竹屋町上る大 倉町203番地 誉仁ビル2階) 会費 3500円(有料会員3000円)
※懇親会費用は別
会場 護王神社
(〒602-8011 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385)
申込先 一般社団法人楠公研究会事務局(📞 090╶ 3723 ╶ 4251 、✉ s6616@yahoo.co.jp) アクセス
電車・バスでお越しの方
・地下鉄烏丸線 – 丸太町駅下車 北へ徒歩7分
・市バス51系統 – 烏丸下長者町停下車すぐ
お車でお越しの方へ
・烏丸丸太町交差点より北へ3つ目の信号手前左側
※護王神社内駐車場は15台までしか駐車できませんので、その場合は下記のように近隣のパーキングへ駐車を頂きますよう宜しくお願い申し上げます。(駐車料金別途)
1 御所西駐車場(事前予約可能)
2 akippa駐車場(事前予約可能)
3釜座丸太町駐車場(事前予約可能)
4 幸神社駐車場(事前予約可能)
5 Casa ville御所駐車場(事前予約可能)

『歴史講演・記念舞踊公演会in平城宮』

湊川の合戦に赴く楠木正成(大楠公)は、討死を覚悟し、息子・正行(小楠公)へ建武中興の志を託し、後醍醐天皇より賜った短刀を形見として渡し、父子が別れていく「古典 太平記」の名場面を題材とした西川流古典舞踊「長唄 楠公」を、この度の奈良県及ひ゛奈良市の「楠公さん大河ドラマ誘致協議会」入りを記念し、西川流師範・西川長秀先生が大楠公を、私・山下弘枝が小楠公を演じ、上演致します。

また、会場の平城宮と楠公との知られざる関わりを交えつつ、楠公父子の事蹟について山下弘枝より講演させて頂きます。
主催は、平城宮 歴史プロジェクト
私共、一般社団法人楠公研究会は共催、株式会社 奈良新聞様より後援を頂いての開催です。
日本再生と日本精神の中興をかけた大きな試みです。
入場無料。

開催日: 令和3年5月28日金曜日 
開 演: 午後2時(開場午後1時半)/ 天平みはらし館「VRシアター」
入場料: 無 料
内 容: 講演会(90分)と日本舞踊(30分)の2本立て
立ち方: 大楠公(楠木正成公)  日本舞踊西川流師範        西川長秀
     小楠公(楠木正行公)  一般社団法人楠公研究会代表理事  山下弘枝
TEL:0742-35-8201 主 催:平城宮 歴史プロジェクト 共 催:一般社団法人楠公研究会 後 援;株式会社 奈良新聞
#後醍醐天皇 #都市伝説 #森羅万象 #真言密教 #天照大神 #立川流 #太平 記#修行 #大和言葉 #大河ドラマ #大楠公 #楠木正成

一般社団法人楠公研究会第五回総会を開催

御祝電として、衆議院議員・稲田朋美先生、衆議院議員・藤田文武先生、兵庫県議会議員・黒川治先生、衆議院議員稲田朋美先生政策担当秘書・大河内茂太先生より、ご丁重なる御祝電を有り難く拝受させて頂きました。

御祝電として、衆議院議員・稲田朋美先生、衆議院議員・藤田文武先生、兵庫県議会議員・黒川治先生、衆議院議員稲田朋美先生政策担当秘書・大河内茂太先生より、ご丁重なる御祝電を有り難く拝受させて頂きました。

第一部では、新たに楠公研究会顧問にご就任された奈良県議会議員・中川崇議員、又、ご来賓代表として、医療法人みどり会中村病院理事長・中村猛先生より、第二部では、学校法人重里学園理事長・重里國麿先生より、お祝いのご挨拶を賜りました事、重ねて御礼申し上げます。

また、会場のお心遣いを賜りました弊会相談役・中西公一様に、心よりの感謝を申し上げます。

今年度の楠公研究会活動指針は『楠公精神こそ日本再生の魁』とさせて頂きました。

この苦難の時、我々日本民族は先人の想いに立ち返り、神國たる日本の國體へ立ち返る『原点回帰』が求められる時局を迎えたと感じます。

そして、國體護持の為に節に殉じられた楠公と、その殉じた建武中興の真の理念を知る事こそ、これからの日本に求められる最大課題であると考えます。

日本元来の國體に立ち返った時、その崇高なる精神は世界をも牽引するものとなると確信しております。

今後更なる研鑽に努め、楠公精神と國體護持の為に引き続きましての尚一層の精進に努めて参ります。

今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

#秘書#世界#衆議院議員#感謝#原点回帰#稲田朋美#國體#御神体#弥栄#県議会議員

第30回楠公研究会

 

 

 

今回の楠公研究会は、日本最古の古社である奈良県天理市の石上神宮にて、日本の國體の神髄を学びます。
後醍醐天皇の建武中興の真の理念を理解できねば、大楠公の事蹟の偉大さは理解できません。
建武中興の理念とは、國體の中興にあります。
我が国の國體とは何か。
それを身を以て学んで頂けますれば幸甚です。
☆タイムスケジュール☆
午後1時45分 受付 石上神宮社務所前へ集合
午後2時   正式参拝
午後2時半  講義
午後4時半  解散
会費 3千円(非会員は3500円)
是非、多くの皆様のご参加をお待ち致しております。
日程:令和3年2月9日(火曜日)午後2時~
会費:3千円(講師謝礼・事務手数料を含む)
※但し年会費3千円未納入の非有料会員は3500円となります
【申込み・問い合わせ】
📞090-3723-4251 ✉ s6616@yahoo.co.jp(事務局:西山)
MAP

 

 

 

 

 

 

🚃電車でのアクセス

 

 

 

🚗車でのアクセス

 

 

 

 

 

 


💻一般社団法人楠公研究会HP

 

 

 

第29回楠公研究会

 

 

 

【第29回楠公研究会「石清水八幡宮と大楠公 ~最強の武神・八幡大神~」開催のお知らせ】
令和2年11月27日(金)午後2時より、京都府八幡市の石清水八幡宮にて第29回楠公研究会を開催させていただきます。
ご参加希望の方は下記より参加ボタンを宜しくお願い致します。↓
Facebook: https://fb.me/e/24FUnEZgA
貞観2年(860年)創祀の京都府八幡市男山鎮座・石清水八幡宮は、宇佐神宮(大分県)・筥崎宮(福岡県)(もしくは神奈川県・鶴岡八幡宮)と共に日本三大八幡宮の一社として、歴代皇室を始め公家・武家からも篤い崇敬を受けてきました。
石清水八幡宮には、楠木正成公が建武元(1334)年の必勝祈願参拝の折に奉納した樹齢700年のクスノキが今も残っており、楠公お手植えの貴重なものとなっています。
今回は、大楠公とも深いゆかりを有する石清水八幡宮にて勉強会を開催させていただきます。
国宝に指定された御社殿での正式参拝に引き続き、清峯殿にて西禰宜様より、石清水八幡宮創祀の歴史と大楠公の事蹟等をご講話頂きます。
御本殿内では、『信長樋』もご覧頂けます。
今回も非常に貴重な回となります。
また、コロナ対策も万全に行います。
是非、多くの皆様のご参加をお待ち致しております。
日程:令和2年11月27日(金)午後2時~
集合:石清水八幡宮(京都府八幡市八幡高坊30)駐車場:有(※山頂駐車場、山麓周辺にも有り)
会費:3千円(講師謝礼・事務手数料を含む)
※但し年会費3千円未納入の非有料会員は3500円となります
【申込み・問い合わせ】
📞090-3723-4251 ✉ s6616@yahoo.co.jp(事務局:西山)
☆タイムスケジュール☆
午後1時45分 受付 於:石清水八幡宮御本殿前
午後2時 正式参拝 於:石清水八幡宮御本殿
午後2時半 講話 於:境内『清峯殿』
午後3時半 境内案内
午後4時半 解散
午後5時 懇親会 於: ガスト八幡店(京都府八幡市美濃山幸水2-3
※有志のみ・飲食代別途・駐車場有)

🚃電車でのアクセス
◇京都方面より
京都駅から近鉄電車「丹波橋駅」あるいはJR「東福寺駅」のりかえ
京阪電車「石清水八幡宮駅」下車、⇒参道ケーブル「八幡宮口駅」~「八幡宮山上駅」下車徒歩5分
◇大阪方面より
地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」あるいはJR環状線「京橋駅」からそれぞれ連絡のりかえにて
京阪電車「石清水八幡宮駅」下車、⇒参道ケーブル「八幡宮口駅」~「八幡宮山上駅」下車徒歩5分
🚗車でのアクセス
◇京都・名古屋方面より
名神高速・瀬田東JCTあるいは第2京阪道路から京滋バイパスへ
「久御山・淀IC」を降り側道(国道478号)を直進
石清水大橋を渡りすぐの信号を左折、府道13号(京都守口線)へ
御幸橋を渡り信号を直進
京阪電車の踏切を超えて右手の京阪電車「石清水八幡宮駅」ロータリーを通過
正面の当宮「一ノ鳥居」を過ぎてすぐ右側当宮駐車場へ
参道ケーブルまたは徒歩にて男山山上へ
◇神戸・大阪方面より
名神高速・大山崎ICを降り出口の信号を左折、国道171号へ
すぐ次の信号を右折、国道478号へ
2つ目の信号を右折、府道13号へ
以下、上記の名古屋・京都方面よりと同様
◇国道1号線より
国道1号「八幡一ノ坪」交差点を八幡市役所方面へ
八幡警察署・八幡市役所を過ぎ正面つきあたりの京阪電車「石清水八幡宮駅」ロータリー手前を左折、当宮「一ノ鳥居」を過ぎてすぐ右側駐車場へ

💻一般社団法人楠公研究会HP

 

 

 

第28回楠公研究会

 

 

 

第28回楠公研究会は、9月24日木曜日午後2時から、奈良県御所市東持田269の葛木御歳神社にて開催させて頂きます。

 

 

 

 

※集合場所:本殿前
受付開始:13時45分
全国にある御歳神社・大歳神社の総本社とされ、高鴨神社(上鴨社)・鴨都波神社(下鴨社)に対して「中鴨社」とされる格式高き古社。
鴨社は南北朝時代には官軍側につき、楠木氏ともゆかりが深い神社となります。
また、宮司の東川様はとても素敵な女性宮司でいらっしゃり、懇意にさせていただいているよしみもあり、今回の研究会を心待ちに致しております。
皆様におかれましても、是非、ご参加下さいませ。
※懇親会は、葛城御歳神社境内に併設されている「カフェみとせ」にて午後4時より行います。
もちろん、コロナ対策も万全に行います。
※公共交通機関ご利用の方は近鉄御所駅から13時11分発五條バスセンター行にご乗車の上、バス停・小殿下車、徒歩約10分です。

 

 

 

第27回楠公研究会、建水分神社

 

 

第27回楠公研究会、建水分神社にて、盛況裡に開催させていただきました。

実は、建水分神社は、第一回楠公研究会の開催の地でありますが、当社を記念すべき初回勉強会の場とさせていただいたその所以とは、建水分神社が楠木一族にとって最も重んずるべき神社の一社である事に他なりません。

また、今般、コロナ禍という現状下に於いて、様々な常識が急速に大きく変容していっていますが、かような大きな変化同時に生ずる原理こそが原点回帰であると確信しています。
そのような気の流れにあり、研究会も原点に立ち返るべく、第一回研究会開催地へ回帰させていただきました。

根源を再探究する事とは、魂の蘇りと同義であると考えます。

更に申せば、建水分神社の主祭神は、宇宙万物の根源神たる天之御中主神。

その御神威が非常に強力過ぎるが故に、主祭神とされる事が極めて稀な神であり、その数少ない神社が、ここ建水分神社なのであります。

「核」なる存在なくして、この世の万物の存在は有り得ません。

国體も同じであり、日本という国體に於いては、その「核」とは男系皇統であり、これは日本という国家が存在する上で、理屈等の人智を凌駕する普遍の哲理であります。
そして、当然ながら、当時の一般的武門階級と比ぶるに群を抜いた教養の深さを保持していた大楠公は、自らの祖神たる天之御中主神が森羅万象の中核であり、そして国家が国家として営まれる摂理として、中核たる存在が必要不可欠であると認識していた事は間違いの無き事でありましょう。そして、その事を非常に重んじたからこその、大楠公の死生観が形成されていったと思われます。
当日は、岡山禰宜様の格別なるご厚遇を賜り、特別参拝として、非公開にして重要文化財である御本殿を特別お開け頂き拝観、参拝をさせていただきました。
こちらの御本殿は大楠公が命じ創建された社殿であり、そこには大楠公の御神魂も鎮まって恐らくはおられたのでしょう。
御本殿の目前に立つと同時に、無風でありながら、御本殿内部から冷んやりとした清浄にして謹厳たる霊気が参拝者の我々のもとへ流れてき、この不思議にして有難き現象に一同、驚愕の一瞬でありました。
ご参加され霊気に浴された皆様からは、勉強会終了直後から、痛みのある身体の部位が快復したとか、ご参加者様同士が不思議なご縁の輪廻により懇親会場にて再会をされた等等、様々な御霊験をご体験された等、強き御神威の示顕を感じさせられるご感想を多々賜りました。
これもひとえに、大楠公の御神威の賜物なのでございましょう。
今般、ご参加を頂きました皆様との有難き必然なるご神縁を改めて実感しております。
神々の尊き御神威を頂かれる事により、皆様に幸多かれと祈りつつ、今後も尚一層精進して参りたく存じております。
尚、YouTube一般公開版につきましては、御本殿内や小楠公直筆扁額等の非公開の内容のものに関しまして、有料会員様限定での公開とさせていただいております旨、何卒御理解の程、宜しくお願い申し上げます。
また、勉強会では手指消毒、マスク着用を促し、密の発生せぬ屋外にて研究会を開催する等、コロナ対策に充分に留意しつつ、開催させていただきました事も付記させていただきます。
(※写真撮影時以外はマスクを着用しております事、ご承知おきください)

 

 

物部神社

 

 

 

楠公研究会代表理事・楠木正成公三男正儀流25代嫡孫・山下弘枝さんは、物部神社にいます。7月27日 ・ 島根県 大田市

古代武門を誇る物部氏の祖神・宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)を奉斎する島根県大田市の物部神社へ。

天照大御神より天孫族の証として授けられた十種神宝(とくさのかんだから)を奉じて河内交野に降臨、大和国を治めた饒速日命(にぎはやひのみこと)の子に当たる。

神武天皇御即位にあたり、神武東征の熊野上陸時に熊野神の毒氣によって疫病禍に陥るという危機に遭遇された神武天皇御一行に対し、霊夢による御神託を受けて授けられた御神刀・布都御霊剣(ふつのみたまのつるぎ)と十種神宝とを奉斎して天皇の天業恢弘を助けられた。

また、我が国初めの神官として、神武天皇の為に鎮魂祈祷を斎行した。

この事蹟以降、物部氏は神祇を司る名門として十種神宝を、また、古代武門として布都御霊剣を石上神宮にて奉斎継承すると伝わる。

時代を経て、飛鳥時代には、神祇を司る名門家として、外来宗教たる仏教を推す蘇我氏と対立する事となったのも皮肉とはいえ当然の流れといえる。

日本平定後、宇摩志麻遅命は、故郷たる大和国は天香山によく似た、物部神社奥宮が鎮座する八百山を終の住処と定められ、鶴に乗って降臨され、お神酒を入れる神聖な土器である厳瓮(いつべ)を据えてこれを奉斎した。

この地は謂わば、大和国の石上神宮の元宮たる聖域である。

宇摩志麻遅命が降臨直後に腰掛けられた岩も境内に現存している。

武勇の誉れ高い祭神が鶴に乗っていたことから、物部神社の御神紋は、勝運を象徴する真紅の日神を背負った日負鶴(ひおいづる)とされる。

御本殿右側に鎮まる摂社「後神社」はとても不思議な御神氣に溢れていた。

近づくと、御神木が大地より神氣を吸い上げておられる轟音を聴き、この上無き畏怖の念に駆られた。

後神社の右隣りの摂社・一瓶社(いっぺいしゃ)は、宇摩志麻遅命がこの地を平定した時に、三つの瓶(かめ)を三カ所に据えたと伝わるが、その一番目の瓶が据えられたのがここ一瓶社である。

また、二番目の瓶は三瓶山麓の浮布池(うきぬののいけ)に浮かぶ島の邇幣姫(にべひめ)神社、三番目の瓶はこれも三瓶山麓の神社・三瓶大明神(現在の三瓶山神社)に祀られたことから、三つの瓶が奉斎された山を「三瓶山」と名付けた。

♯霊夢、♯日本最強の武門、♯物部氏の祖神、♯日本初の神官が最近の私の導きの流れから感じるキーワード。

そして、昨夜の貴き霊夢に託されたものを確信した。

人間界では到底見る事の出来ぬ幽界にて、神々がとても激しく動いていらっしゃる大いなる御力を感じてらならぬ。

〈国引きの聖蹟・三瓶山につづく〉