非理法権天 【非理法権天】楠木正成公が旗印として記した語で、非は理に及ばず、理は法に及ばず、法は権に及ばず、権は天に及ばずといった意味です。国は天子(天皇)によって成り立っているものであり、人々は天に背くことは許されないということを表しています。 この国(天皇)に忠義を示す精神で統一されていたことが、正成軍の、大軍とはいえ命令によって動いているだけの烏合の衆ともいえる軍に、少数の兵力で勝利できた理由だったのかもしれません。